2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

内閣支持率の世論調査結果を受けて

ある新聞社が行った世論調査の結果を見て驚いた、というより、愕然としてしまった。 それによると、内閣の支持率が27%で、加計森友以来の低水準だそうである。 国家公務員が職務上で作成する行政文書は厳格に管理されている。その保存期間も種類ごとに厳…

YouTube大学

先日調べ事をしていて、中田敦彦のYouTube大学を拝見する機会があった。 主に歴史や宗教、社会情勢などの小難しく容易に足を踏み入れづらい物事をテーマに、非常にざっくりと、その概要や繋がりを講義する動画だった。 それは、講師の喋りの上手さも然ること…

不要不急

不要不急という言葉は、私の職場ではわりと一般的だった。そしてこれまで、何ですかそれとよく聞かれ、その度に喫緊の必要性が無いことと答えていた。 普通に生活していたら、なかなか登場する機会の無かったのこの言葉が、今や世の中でも一般的になった。 …

衛生面におけるアフターコロナ

極端な例だが、私が子供の頃は、今では考えられないほど不衛生な生活環境だった。 私は家に居るのが苦痛だったので、毎日周囲が暗くなるまで外で泥だらけになって遊び、帰宅しても手を洗わないのは当たり前で、風呂を炊くのも毎日ではなく、そのお湯も毎回入…

機能不全国家

東日本大震災の時も、未曾有の災害を前に政府は無力だった。それでも、事の重大さを目の当たりにして、誰もが必死だった。 各々が、寝る間を惜しんで自分にできることを自らやった。不便さも、すすんで引き受けた。 あの大災害の影響を何も受けなかった国民…

新しい生活様式

昨日、政府から国民(個人、法人、その他全ての団体)に対して「緊急事態宣言の延長」という「要請」と、立て続けに「新しい生活様式」なる「提言」が行われた。 「要請」の次は「提言」か。言うだけなら誰にでもできる。 「要請」や「提言」という形でただ…

兼田の生きた証

その支店は規模が小さく、処理能力の低い職員が一人でも居ると運営そのものに差し支えるため、比較的優秀な職員が配属されるのがそれまでの通例だった。 しかしその年は、あろうことか中核となるべき40代の職員二人が揃いも揃って機能せず、大変だというの…

懐かしい音楽を聴いてみる

今はこんなご時世だし、最近の音楽にはあまり興味が湧かないので、昔聴いていた音楽や、その頃別のジャンルにはまっていて、聴き逃していた音楽を掘っている。 最近は便利なものでSpotifyなる配信サービスがあるので、当時レコードで聴いたり、貸レコで録音…

憲法第24条について

憲法第24条第1項は、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、・・・」という行で始まっている。 一見すると民法の範疇とも思えるこの一文は、何を目的として、何を守るために、わざわざ憲法に定められているのか。 それは、この条文の表題を見れば一目…

宗教について

いつだったか、夜遅めの時間の、人も疎らなある商業施設のフードコートでの出来事だった。 私はそこで遅めの食事をとった後、音楽を聴きながらパソコンを開いて作業をしていた。 すると突然、目の前に二人の中年女性が現れた。 私はイヤホンをしていたため、…